ノスタルジックが香る、極上ストーリーのジャパニーズホラー。
- 92
- POINT
クリア時間:約4時間
世界観 | 10/10 |
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ボリューム感 | 9/10 |
ゲーム性 | 9/10 |
オリジナリティ | 8/10 |
ストーリー | 10/10 |
グラフィック | 9/10 |
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爽快さ | 8/10 |
難易度 | 9/10 |
リプレイ性 | 10/10 |
キャラクターの魅力 | 10/10 |
GOODウツロマユのシングルプレイでよかったポイント
- 疎遠な祖母と亡き祖父、亡き母の想いが織り込まれた重厚で深いストーリー
- 恐怖と切なさが同時に味わえる、ホラーと感動の融合
- 1980年代の田舎の雰囲気が感じられる
- 登場人物の内面が丁寧に描かれるキャラクターの魅力
- 追われながら謎を解いた後に得られる爽快感
BADウツロマユのシングルプレイで残念だったポイント
- ストーリーが短めで物足りないと感じる人も
- 移動時に画面が揺れる為、画面酔いする方がいるかもしれません。
- 基本的に敵との追いかけっこですが、チェイスが少し単調に感じる
PLAY POINTウツロマユで覚えておくと良い5つの事
- 10円ゲームでもらえる当たり券はクリア後特典で使われます
- 常に逃げ道を確保しながら探索しましょう
- 電話で「110」「119」が繋がる遊び心があります
- ほとんどのストーリーは手紙がベースになっています。しっかりと読んでストーリーに浸かりましょう。
- 10円ゲームは弾く場所をしっかり覚えてのぞみましょう
価格以上に重厚なストーリーと綺麗なビジュアル
つまりコスパが非常に高いゲームです!
総合的な雰囲気はもちろん、ホラーを損なわない程度のアクション性、小物一つ一つも高いクオリティをキープしつつ、非常にしっかりとしたストーリーもあり、ドラマを1クール見終わった後のような充足感があります。
極上のジャパニーズホラーゲーム
1980年代の古き良き田舎が舞台で、心理的恐怖や静かな不気味さを重視した独特の演出。加えて、FPSによって自分がそこにいるような感覚で恐怖を体験出来るので半端ない没入感が得られます。
敵とのチェイスは基本鬼ごっこだが…
基本的に敵と呼べる相手は1人。見つからずにパズルを解き、一家の謎を究明するストーリーです。
見つかると猛スピードで追いかけてきますが、タンスの中や箱の中にうまく隠れてやり過ごします。
敵の位置や足音を知る為、是非イヤホンでプレイするのをおすすめします。
パズル要素は難しくないものの、ヒントの収集が大切!
ウツロマユのパズル要素はストーリーや環境設定と巧みにリンクしています。
例えば過去に贈られた皿に添えられた手紙には「水に浸すと本来の美しさが現れる」といった文章がかかれています。
水が出る場所は…?といったようにしっかりとヒントを見つけて想像を膨らませながら解いてみてください。
エンディングは分岐があり!
エンディングが分岐する選択肢があります。
そして条件をクリアすればまた違った選択肢も。
トゥルーエンドと呼ばれるエンディングが良かったのか、もしくはバッドエンドと呼ばれるものが実は最良だったのか、それはプレイヤー次第でもあります。
SCORE DETAILSウツロマユの評価の詳細について
プレイヤーSolisso
92
- 世界観
- 10/10
過去にタイムスリップしたかのような錯覚を感じる程しっかり作られた雰囲気です。
- ボリューム感
- 9/10
長すぎず短すぎず気持ち良いボリューム感です。個人的にもう少しチェイスを少なくストーリーを長くして欲しかった所。
- ゲーム性
- 9/10
システムはよくある謎解き追いかけっこホラーですが、雰囲気作りが最高でした。
- オリジナリティ
- 8/10
目新しい仕組みはありませんでしたが、それを感じさせないストーリー。
- ストーリー
- 10/10
出てなかった?と感じるほど、手紙と思い出のみで語られる家族の心情の伝え方が素晴らしいです。
- グラフィック
- 9/10
最高のCGというより、最高に上手と感じました。雰囲気作りと色使いがテーマにピッタリ。
- 爽快さ
- 8/10
エンディング含め爽快さを感じるポイントはありませんでしたが、そこにリアルさを感じました。
- 難易度
- 9/10
ちょうど良いバランス。稀にですが理不尽に見つかってしまう箇所はあります。
- リプレイ性
- 10/10
敵のデザインカスタマイズや隠しエンディングなど、クリア後の楽しみが沢山あります。
- キャラクターの魅力
- 10/10
手紙から伝わる母、祖母、祖父のキャラクターが素晴らしい、小説のような魅力があります。
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